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大陸の都市 水道水からも抗生物質

2014年12月27日

 

【新唐人2014年12月27日】中国では抗生物質の乱用が深刻化しています。先日、中国の地表水だけでなく、主な河川である黄浦江(こうほこう)、珠江(しゅこう)、長江の河口からも抗生物質が発見されました。住民の飲用水からも検出されたケースがあります。

 

大陸メディアの報道によると、飲用水の水源である河川を調査したところ、黄浦江、珠江、長江などから抗生物質が発見されました。中でも、珠江の広州の水域では、9種類の抗生物質が1リットル当たり2000ナノグラム以上に達しました。欧米の河川における抗生物質含有量の3倍から4倍に当たります。

 

民間の水専門家 張峻峰さん

「抗生物質を含んだ水を飲むと、免疫機能が落ちます。伝染病が発生すると、集団の抵抗力が下がります」

 

報道によると、抗生物質が水に流れ込むのには3つの状況が考えられます。1つ目は人体に吸収されずに出されたケース。2つ目は動物や水産養殖の飼料が直接水に入ったケース。3つ目が製薬工場や病院の排水です。

 

民間の水専門家 張峻峰さん

「水中の抗生物質に関し、規制し検査する適切な法律がまだありませんが、水中の抗生物質は年々 増えています。地表水だけでなく地下水にも抗生物質が含まれているはずです」

 

このほか、安徽省、江蘇省の都市の地表水や地下水からも8種類の抗生物質が検出されたうえ、住民が飲む水道水からも大量の抗生物質が検出されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/26/a1164220.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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